日本国内のプロサッカーリーグのシーズンは、世界で行われているリーグのシーズンと比べると、かなり変わっています。というのは、春に開幕して冬に終わるからです。
ヨーロッパの場合は秋に開幕して春に終わります。ヨーロッパがこのような日程にしているのは夏に試合をするのを避けるためです。ヨーロッパは地域としては北の方にありますが、それでも夏は暑くなり、サッカーには不向きです。
では、なぜヨーロッパと比べても夏が暑い日本が、夏をまたいだシーズンにしているのかというと、冬の雪が問題になるからです。東北地方にあるJリーグのチームの場合、冬は降雪によってスタジアムが使えません。
つまり、試合をしたくてもできない状況なのです。日本でもヨーロッパとスケジュールを合わせるべきという意見が出ています。
その方が海外への移籍が楽になる、あるいはヨーロッパから選手を迎えやすくなるからですが、今のところ、変更になる兆しはありません。