プロ野球のシーズンが終わり契約更新の時期になりますとその年俸が大きな話題になる事があります。大体2000年代に入ってからはリーグを代表するような選手ですと5億円などという事も珍しくはなくなってきましたし活躍次第では短期間で1億円の大台に乗るという事も珍しくはありません。
ですが過去は日本を代表する様な選手でも数千万円といったくらいで、長いプロ野球の歴史の中でも1980年代後半からの最高年俸の上昇というのは急激なものがあります。
1987年に初めて1億円プレーヤーが誕生したのを皮切りに同じ選手ですが91年には2億円、92年には3億円と次々と大台に乗せていきました。
このように年俸が上がるきっかけとなった要因には選手が自分の成績に対して球団側としっかり交渉出来る様な土壌が出来てきたという事とFA制度の導入、金銭面ではどうしても敵わない面もありますがスター選手の海外流出阻止など複数の事があげられるでしょう。